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企業買収(M&A)を利用した利益のカサ増し方法【粉飾決算を見破る】(1)

time 2017/11/20

企業買収(M&A)を利用した利益のカサ増し方法【粉飾決算を見破る】(1)

株式投資を行う上で上場企業の有価証券報告書、決算短信などを確認し、ファンダメンタルズをチェックすると思いますが、この決算書の数値には粉飾紛いの会計手法が存在します。今回は、企業買収(M&A)を活用した利益を増やすグレーゾーンの粉飾決算パターンをご紹介したいと思います。

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企業買収(M&A)を利用した利益を2倍にする事例

ある会社Aの経営者は前期を終え、利益の伸びがいまいちなことを懸念していました。PERも80倍ついており、過去は順調に利益が伸びていたので、株価も右肩上がりでした。しかし、前期で利益の伸びが止まってしまたため、株価が低迷してしまう可能性があります。そこで、なんとかMAをすることで利益をひねり出せないかと考えました。

M&Aする側の企業Aの前提条件

株式会社A

  • 前期の利益:20億円
  • PER:80倍
  • 時価総額:1600億円

時価総額が1600億円ということは、仮にA社を買収する場合は1600億円が必要になります。
そこで、割安な会社で利益が20億円ほどある会社を探します。
すると以下のような会社が見つかったとします。

M&Aされる側の企業Bの前提条件

株式会社B

  • 前期の利益:20億円
  • PER:12倍
  • 時価総額:240億円

この株式会社Bの時価総額は240億円なので、利益が20億円の会社を240億円で購入することができるということになります。

PERの計算

ここで、割安かどうかは、利益に対する時価総額で判断するのですが、その指標としてPERを使います。
計算方法は以下となります。

各社のPERの計算

A社のPER

PER(80倍)

=1600億円(時価総額)/20億円(利益)

B社のPER

PER(12倍)

=240億円(時価総額)/20億円(利益)

具体的な利益のカサ増し計算の続きは、
企業買収(M&A)を利用した利益のカサ増し方法【粉飾決算を見破る】(2)
をご覧ください。

企業買収(M&A)を利用した利益のカサ増し方法【粉飾決算を見破る】(2)

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